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行列の高齢者「電話より来た方が早かった」…市職員が急きょタブレットで接種予約サポート

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 新型コロナウイルスワクチンの一般高齢者向け接種の予約が10日、岡山県内の全27市町村で始まった。専用サイトのほか、自治体のコールセンターや医療機関でも受け付けられたが、インターネットが苦手な接種希望者からの電話が殺到し、一時つながりにくくなる場面や、職員が対応に追われる一幕もあった。

 岡山市はこの日、ワクチン接種専用コールセンターの電話回線を、通常の30本から40本に増設して臨んだものの、午前8時30分の開始直後からつながりにくくなった。市役所にも問い合わせが相次ぎ、市の担当者は「受話器を置くと、すぐに次の電話がかかってくる」と語った。

 同市によると、午後5時30分までに2694回分の集団接種会場の予約を受け付けたほか、コールセンターに783件の問い合わせがあり、588件の予約を代行したという。

 1日最大120人に接種予定の玉野市の玉野市民病院には、午前8時頃には予約希望者が来院。総務課の小倉仁司参事らが専用電話やインターネット、市コールセンターを通した予約に限っていることを説明し、理解を求めていた。同市の女性(71)は「娘に協力してもらって、インターネットで予約をします」と帰宅した。

急きょ設置された別室では、職員がタブレット端末で市民に対応した(岡山県総社市保健センターで)
急きょ設置された別室では、職員がタブレット端末で市民に対応した(岡山県総社市保健センターで)

 一方、総社市保健センターでは行列を作った高齢者約20人に対し、急きょ、別室に誘導して職員がタブレット端末を使って専用サイトでの予約を補助した。同市井尻野の女性(71)は「電話より来た方が早かった。ひとまず1回目を予約できてよかった」と安堵あんどの表情を浮かべた。

 感染状況が比較的深刻ではない県北部でも、ワクチン接種に高い関心を示す高齢者が多く見られた。新見市新見の無職女性(81)は、受け付け開始の直前から夫(82)が電話をかけ始め、40分ほどでやっとつながったという。女性は「副反応が心配だけどほっとした。かかりつけのお医者さんも『受けた方がいい』と言っていたので、覚悟を決めて受けます」と話していた。

 倉敷市によると、10日午後3時時点で県のシステムを利用して約1万人分の予約があったという。県ワクチン対策室は「ワクチンは十分に供給されるので安心してほしい。電話がつながらず、予約できていなくても、時間や日を変えてコールセンターや医療機関に連絡してください」と話している。

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2044006 0 社会 2021/05/11 17:40:00 2021/05/11 19:29:01 2021/05/11 19:29:01 急いで設置されたコールセンターの別室。「電話がつながらない」と多くの市民が訪れ、職員がタブレット端末で対応した(10日朝、総社市保健センターで) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210511-OYT1I50042-T.jpg?type=thumbnail

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