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突然の宣言対象、県幹部「寝耳に水」と驚き…市長も「重点措置を予定していた」

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 新型コロナウイルスの感染拡大が続く岡山県は14日、東京、大阪など6都府県に発令中だった緊急事態宣言の対象に追加されることになった。県は宣言を受け、16日以降、県内全域で飲食店の営業時間は午後8時までとし、酒やカラオケを提供する飲食店については休業を要請する措置を発表した。また、大規模集客施設の土曜日曜の休業要請も決めた。

行政

緊急事態宣言への受け止めを語る伊原木知事(岡山県庁で)
緊急事態宣言への受け止めを語る伊原木知事(岡山県庁で)

 「早急にプランを練り直さないといけない」。県職員らは、休業や時短の要請の対象となる業種の選定に追われた。県については、政府は直前まで「まん延防止等重点措置」の適用対象とする方向で議論を進めており、県側もそれに沿って準備を進めてきた。突然の変更に、県幹部は「寝耳に水だ。国に振り回されている」と話す一方で、伊原木知事は報道陣に「機動的に動きたい」と感染抑止に意欲を見せた。

 岡山市でも宣言発令の方針が報道などで明らかになると、市役所ではざわめきが起きた。岡山市の大森雅夫市長は午後7時30分からの対策本部会議後に報道陣の取材に応じ、緊急事態宣言の発令について「率直に言って驚いた。私たちとしては重点措置を予定していた。専門家が岡山の状況が危機的だと認識し、宣言を出したと思う。私たちも危機的な状況を再認識した」と述べた。

 倉敷市では、飲食店に営業時間の短縮を求めるチラシを職員が約2800店に配布した。緊急事態宣言については「改めて連絡する」との一文を14日朝に急いで追記したという。伊東香織市長は美観地区の旅館などを巡り、「午後8時までの営業と、その後の緊急事態宣言への準備をお願いします」と頭を下げた。市は同日夜、対策本部会議を開き、学校の運動会についても、開催の延期や中止を求める方針を示した。

 県南部ほどは感染が広がっていない津山市でも対策が検討され、市が関係するフリーマーケットなどのイベントの中止を決定した。市健康増進課の担当者は「県から要請が届き次第、さらなる対策を考えたい」と話した。

教育・スポーツ

 県教育委員会は重点措置の適用を見越し、国が定める行動基準のレベルを、最高の3に引き上げ、13日から近距離での合唱や調理実習など感染リスクが特に高い学習活動を行わないよう、県立学校に要請していた。

 緊急事態宣言の間、授業は継続したうえで、時差通学への切り替えや部活動の制限などで対応するとしている。

 サッカーJ2・ファジアーノ岡山は、県が重点措置の適用を国に要請したことを受け、23日にホームのシティライトスタジアム(岡山市北区)で行うV・ファーレン長崎戦でアウェー席を設置せず、スタジアム前広場での地元グルメの販売を取りやめた。14日、県が宣言の対象地域に加わったことに対する対応は検討中で、広報担当者は「感染対策を徹底した上で練習を続ける」としている。

商業施設

 天満屋岡山店では、経営幹部が対応を協議。営業時間や営業フロア、現在開催中のイベント「初夏の全国うまいもの大会」などをどうするのか、検討している。広報担当者は「お客様に知らせるべきことがあれば、まずホームページで告知する」と話している。

 岡山高島屋では、県が示す指針に従い、対応するとしている。広報担当者は「県の指針が示されれば、納入先への連絡など、やるべきことはたくさんある」と構える。

 イオンモール岡山は14日から県の要請に従って、専門店街やレストラン街の営業を午後8時までに短縮したところだった。今後について、イオンモール本社(千葉市)は「緊急事態宣言が正式に発令されたら、内容を精査し、対応を検討したい」としている。

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2054195 0 社会 2021/05/15 17:59:00 2021/05/15 17:59:00 2021/05/15 17:59:00 緊急事態宣言への受け止めを語る伊原木知事 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210515-OYT1I50024-T.jpg?type=thumbnail

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