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福岡県は「ゆでガエル」状態…他県への移動抑え切れず、識者が警鐘

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 新型コロナウイルスの感染拡大が進む中、緊急事態宣言が発令中の福岡県から他県への移動が、他県からの流入と比べて抑え切れていない傾向が、NTTドコモのデータで判明した。福岡から他の九州・山口各県に感染が広がっている恐れもある。識者は、危機的状況に気付けない「ゆでガエル」状態に陥っているとして警鐘を鳴らす。

 携帯電話の位置情報から滞在人口を推計するNTTドコモの「モバイル空間統計」(午後3時台)のデータに基づいて分析。感染の再拡大が始まった1か月ほど前の1週間(4月10~16日)と、直近1週間(5月8~14日)の人の往来の平均を比較した。

 それによると、福岡を訪れた人は鹿児島が58%減少したほか、長崎、宮崎も半減し、山口が35%減少。感染者数が突出して多い福岡への外出を控えていることがうかがえた。一方で、福岡からの流出は減少幅が小さく、鹿児島は24%、長崎は26%の減少にとどまった。

 この状況について、福岡大の縄田健悟准教授(社会心理学)は「ゆでガエル状態。この1年、感染者数が徐々に増えたため、危機感を持てなくなっている」と指摘。感染のリスクが高まる一方、「皆、外出をやめていない」と身の回りの人の振る舞いを重視する個人の感覚は強まっているとみる。行政に対し、「これまでと違い、より深刻な事態だと理解してもらえるよう強くて分かりやすいメッセージが必要だ」としている。

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2054077 0 社会 2021/05/15 15:30:00 2021/05/16 10:19:42 2021/05/16 10:19:42 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210515-OYT1I50059-T.jpg?type=thumbnail

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