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妻の子を虐待した夫、実子が生まれてから暴力ふるい出す…「怒りをコントロールできず」

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高松地方裁判所
高松地方裁判所

 香川県綾川町の自宅で、妻の前夫との子である長男(8)を殴ったとして暴行罪などに問われた男(28)の判決が28日、高松地裁で言い渡される。男は今月7日の初公判で起訴事実を認め、即日結審。法廷では、実子が生まれてから暴行を加えるようになり、虐待が約1年10か月間にわたっていたことが明らかになった。(猪原章)

 起訴状では、男は昨年12~今年3月、自宅で3回にわたり、長男の胸ぐらをつかんだり、教科書で顔を殴ったりするなどしたとしている。

 検察側の冒頭陳述などによると、男は妻と結婚し、2018年3月頃、長男と3人で同居を開始。しかし、実子が生まれた19年5月頃から長男に暴力をふるい、逮捕される今年3月まで続いたという。

 妻がその様子を撮影した動画があり、男は30分以上にわたり、断続的に顔や腹を蹴るなどの暴行を繰り返していた。

 男は3月の逮捕後、妻と離婚。被告人質問では、「長男が言うことを聞かず、しつけのつもりだったが、怒りをコントロールできていなかった」と説明。証人として出廷した男の父親は「子どもをしつけるにはある程度の力が必要という思い込みがあったのだろう。(逮捕後に)息子と話し合い、暴力はダメだと伝えた」と述べた。

 検察側は論告で「定期的な暴行がうかがえ、執拗しつようなものもあり、長男の恐怖心は想像を絶する」として懲役1年を求刑。弁護側は最終弁論で「父親が男の監督を約束している」として執行猶予を付けるよう求めている。

     ◇

 前夫との子が被害者となる児童虐待は全国的に相次いでいる。

 厚生労働省などによると、2019年度の児童虐待のうち、継父や養父など「実父以外の父」が加害者だったのは1万473人。前年度より1199人増えた。香川県内は112人だった。

 県子ども女性相談センターの担当者は「親子関係や育児のストレスを一人で抱え込まず、友人や児童相談所などに相談してほしい」と話している。

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2082138 0 社会 2021/05/27 14:13:00 2021/05/27 16:38:44 2021/05/27 16:38:44 高松地方裁判所。香川県高松市で。2020年11月11日撮影。 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210525-OYT1I50136-T.jpg?type=thumbnail

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