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【独自】大規模接種の5人に1人「二重予約」…世田谷区民172人、地元キャンセルなし

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 防衛省が24日から始めた新型コロナウイルスワクチンの大規模接種を巡り、初日に東京会場で接種を受けた東京都世田谷区民の5人に1人が、翌25日時点で区の接種予約をキャンセルしておらず、「二重予約」状態になっていることがわかった。区はワクチンが無駄になる恐れがあるとして、該当者の予約を強制的に取り消す方針。東京23区では目黒区でも同様の事態が判明しており、残りの区も対応に追われている。

自衛隊による新型コロナウイルスワクチンの接種会場から出てくる人たち(24日午前9時1分、東京都千代田区で)=須藤菜々子撮影
自衛隊による新型コロナウイルスワクチンの接種会場から出てくる人たち(24日午前9時1分、東京都千代田区で)=須藤菜々子撮影

 世田谷区によると、24日に自衛隊会場で接種を受けた区内の高齢者は819人で、この日に接種を受けた23区全体の高齢者(4876人)の約17%を占めた。こうした情報は、政府が導入した「ワクチン接種記録システム(VRS)」に登録されており、区が接続して調べたところ、2割強にあたる172人が、25日午前10時の段階で区の接種予約を入れたままだったことがわかった。

 目黒区でも、自衛隊会場で接種を受けた区民187人のうち、3人が二重予約をしていることを確認した。

 自衛隊会場では米モデルナ製ワクチンが使われるのに対し、各区は米ファイザー製ワクチンを用意しており、自衛隊会場に行った高齢者は区で2回目の接種を受けることができない。区は予約状況を基にワクチンを準備するため、予約者が姿を見せなければ廃棄するか、代わりに受ける人を探す必要がある。

 目黒区はすでに3人全員の予約を削除し、世田谷区も取り消すための準備を進めている。

 読売新聞の取材に「記録の閲覧方法を把握していない」「業務多忙で手が回らない」と答えた区もあり、二重予約の件数はさらに増える可能性がある。

 世田谷区の保坂展人区長は「自治体の仕事がさらに増えたが、ワクチンを無駄にしないためにも対応せざるを得ない。国には丁寧な対応を求めたい」としている。

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2078557 0 社会 2021/05/26 05:10:00 2021/05/26 08:48:31 2021/05/26 08:48:31 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210526-OYT1I50002-T.jpg?type=thumbnail

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