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余剰ワクチンの扱い方、各市町村で分かれる「工夫」…政府は自治体に一任

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 新型コロナウイルスのワクチン接種で、急なキャンセルなどで余ったワクチンについて、各市町村が、接種会場の担当職員や近隣住民に打つなどの工夫を凝らしていることが、読売新聞のアンケート調査でわかった。

 医療従事者や高齢者への接種が進む米ファイザー社製のワクチンは、解凍し生理食塩水で薄めてから、6時間以内に接種する必要がある。キャンセルや体調不良で準備分が余る可能性があり、政府はどう使うかは自治体の判断としている。

 調査は19~27日に全35市町村に、余剰ワクチンを無駄なく使う取り組み(複数回答)を尋ねた。全市町村が回答した。

 接種会場で接種に当たった医療従事者や担当職員に接種すると回答したのは、最多の27市町村あった。

鶴岡市立荘内病院で行われたワクチン接種(4月15日、鶴岡市泉町で)
鶴岡市立荘内病院で行われたワクチン接種(4月15日、鶴岡市泉町で)

 山形県鶴岡市は「会場にいる看護師、保健師、職員の順番に接種する」とし、河北町も「医療従事者から優先的に行い、それでも余れば担当職員に回す」と決めている。現在は市職員に接種している酒田市は今後、消防士、保育士にも広げることを検討している。

 舟形町は、接種会場の職員らに余剰ワクチンを打ったところ、今月半ばまでに計36人が1回目の接種を終えた。町長、副町長、教育長の町三役への接種も余剰ワクチンで済ませたという。

 対象者を選抜し、リスト化しているのは、12市町あった。

 個別接種を行っている山形市では、接種を行う医療機関ごとに待機者の日程を繰り上げるなどして調整する。対象者が見つからない場合は、近くの市立小中高校に連絡する。各校では接種を希望する教職員リストを25日までに作成しており、リスト順に対象者となる。リストに登録されている教職員は計955人いる。

 尾花沢市は、連絡を受けてから、接種会場まで30分以内に来られる住民を「キャンセル待ち予約」として募集し、27日時点で約40人分をリスト化した。

 米沢市も、集団接種会場周辺の65歳以上の住民に対し、町内会や民生委員を通じて、余剰ワクチンの接種希望者を募り、57人が登録している。余剰が出た場合は電話をかけて知らせ、27日時点で7人が接種を受けたという。

 高齢者施設や保育施設の職員への接種を計画しているのは、南陽市や真室川町など13市町。会場の近隣住民や、予約なしに来場した住民にも接種すると回答したのは、3町村あった。

 戸沢村は「次回の接種日に予約している住民の中で、会場近くの人から声をかけて接種する」というルールを設けている。

 このほか、アンケートで、東根、尾花沢、西川、金山、舟形、戸沢、高畠、白鷹の8市町村長が、ワクチンを接種したことがわかった。

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2085058 0 社会 2021/05/28 19:50:00 2021/05/28 19:50:00 2021/05/28 19:50:00 ワクチン接種を受ける男性の患者(代表撮影)(15日午後3時すぎ、鶴岡市泉町の市立荘内病院で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210528-OYT1I50045-T.jpg?type=thumbnail

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