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潮の流れで航行ルート変化…特殊な海域で貨物船と外国籍タンカー衝突

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 27日深夜に発生した日本の貨物船と外国船の衝突事故。現場となった愛媛県今治市沖の来島くるしま海峡付近は、潮の流れに応じて航行するルートが変わる特殊な海域だった。日本の貨物船の乗組員3人が行方不明になっており、救助にあたった船会社の関係者は「無事に見つかってほしい」と話した。

巡視艇に救助され、消防隊員らに搬送される乗組員(28日午前3時40分、愛媛県今治市で)
巡視艇に救助され、消防隊員らに搬送される乗組員(28日午前3時40分、愛媛県今治市で)

 発表によると、プリンス海運(神戸市)運航の貨物船「白虎」(1万1454トン)は自動車用シャシーを積んで27日夕に神戸港を出発し、福岡県の苅田かんだ港に向けて航行。マーシャル諸島船籍のタンカー「ULSAN PIONEER(ウルサン パイオニア)」(2696トン)は液体の酢酸を積載して25日に中国を出港、大阪港に向かっていた。

 沈没した白虎の乗組員12人のうち5人は今治海上保安部の巡視艇に、4人は近くを通りかかったコンテナ船「たかとり」(499トン、乗組員5人)に救助された。

 たかとりの岩間孝典船長(30)は28日午前10時過ぎ、寄港した山口県防府市の三田尻中関港で読売新聞の取材に応じ、当時の様子を語った。

 岩間船長によると、白虎の後方を航行中に、積み荷が崩れていることに気づいた。船体の照明が消え、次第に沈んだという。船の周りには救命胴衣を着けて海上に浮いている乗組員がライトを振って助けを求めており、近づいて浮輪を投げて救助した。

 4人は低体温で体力が落ちており、すぐに風呂に入れて温かい飲み物や食べ物を提供すると、1時間ほどで回復し、「助かりました。ありがとうございました」と話したという。その後、病院に搬送されたという。

 岩間船長は「行方不明の3人が早く見つかってほしい」と話した。

 第6管区海上保安本部によると、事故現場は来島海峡の西端付近にあたり、海峡を通過してきた白虎と、海峡に入ろうとしていたタンカーは、いずれも針路を変更するタイミングだったという。

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2084511 0 社会 2021/05/28 14:45:00 2021/05/28 15:14:56 2021/05/28 15:14:56 巡視艇を下り、桟橋を搬送される乗組員(28日午前3時40分、愛媛県今治市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/05/20210528-OYT1I50080-T.jpg?type=thumbnail

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