読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

福沢諭吉の娘婿・桃介は「電力王」…ゆかりの品、孫が町に寄贈

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

寄贈された大学帽(右)と桃介の胸像(南木曽町で)
寄贈された大学帽(右)と桃介の胸像(南木曽町で)
寄贈された桃介のシルクハットや羊毛コートなど
寄贈された桃介のシルクハットや羊毛コートなど

 木曽川の7か所に発電所を建設するなど電源開発を手掛けた福沢桃介(1868~1938年)が着用していたシルクハット、コートなどゆかりの品が、桃介の孫から長野県南木曽町に寄贈された。同町の「福沢桃介記念館」で公開されており、「電力王」と呼ばれた実業家の暮らしぶりをうかがわせる貴重な資料だ。

 寄贈されたのは、孫の文士郎さん(86)(東京都在住)の自宅に保管されていた桃介の大学帽、シルクハット、シルクハット用の箱、羊毛コート、スーツケースの5点。

 町教委によると、文士郎さんが家の片付け中に見つけて今年2月、町に寄贈を打診した。大学帽は、桃介が1924年、米国ユニオン大学から理学博士の学位を贈られた際のもの。記念館では以前から、大学帽姿の胸像が展示されている。他の4点は、桃介が海外渡航の際などに使ったものと推測されるという。

 記念館で5月28日に行われたセレモニーには町教委や地元関係者が出席。向井裕明町長は「桃介ゆかりの新しい品が加わり、桃介に思いをはせたり、当時の暮らしぶりを思い浮かべたりする良い機会になる。観光にも活用できればうれしい」とあいさつし、除幕した。

 桃介は福沢諭吉の娘婿で、木曽川の急流に着目して発電所建設を相次いで手掛けた。現在も稼働する同町の読書よみかき発電所(1923年完成)や同発電所建設の資材運搬のため木曽川に架けられた「桃介橋」などは国重要文化財となっている。

 桃介橋に近い木曽川右岸にある記念館は桃介が1919年に建てた別荘で、頻繁に滞在して発電所建設の指揮を執ったとされる。1985年から一般公開し、ゆかりの品や資料を展示している。

無断転載・複製を禁じます
2116350 0 社会 2021/06/10 23:44:00 2021/06/10 23:44:00 2021/06/10 23:44:00 寄贈された角帽(右)と桃介の角帽姿の胸像(5月28日午後2時17分、南木曽町で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/20210608-OYT1I50101-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)