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温度管理ミスによる新型コロナウイルスワクチンの廃棄を防ぐため、埼玉県北本市は、ワクチンを保管する冷凍庫4台の温度を監視して、異常があった場合には担当者に自動で伝わるシステムを導入した。

冷凍庫の温度表示パネルをウェブカメラで1分間隔で監視し、異常な温度になった際には、一斉メールで複数の市の担当者に自動的に連絡される。これまでは担当者が目視で監視していたが、市は「より安全にワクチンを保管でき、職員の負担も軽減される」としている。
自動監視システムは「パシフィックシステム」(さいたま市桜区)が開発。市は、県情報サービス産業協会から同社のシステムの紹介を受け、導入を決めた。9日から運用を始めている。順調に作動することが確認されれば、同社は今後、他の自治体にもシステムを提供する方針だ。