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【独自】接種率高い自治体、予約をLINEと電話に限定…開業医と連携し個別対応で効果

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 新型コロナウイルスワクチンの高齢者接種に関する東京23区など74自治体への本社調査では、接種率にばらつきが生じた理由として様々な要因が浮かんだ。接種が進む自治体では、予約を円滑に進める工夫や医師との連携が功を奏し、接種率が低い自治体では会場やワクチンの確保が遅れた。一般接種(64歳以下)の本格化へ向け、自治体間の情報共有が課題となりそうだ。

サイト作らず

 「予約が混乱なく進められたのが大きい」。1回目の接種率が52・5%にのぼる東京都目黒区の吉田武広・新型コロナ予防接種課長はこう話す。

東京都目黒区の接種会場で、接種後に経過観察のために待機する高齢者ら(5月6日撮影)
東京都目黒区の接種会場で、接種後に経過観察のために待機する高齢者ら(5月6日撮影)

 区は集団接種を中心に据え、対象の高齢者5万7894人への接種を進める。

 予約では、パソコンよりスマートフォンを使う高齢者が多いとみて、予約サイトを作らず、LINEと電話に限定。LINEでの予約方法を約15段階に分けて図解した臨時の広報誌も作成し、家庭に配布した。その結果、75歳以上の予約の7割をLINEが占めた。

 5月6日からスタートした高齢者への集団接種では、医師らが接種に専念できるよう、計9か所の会場に委託業者を派遣して事務作業にあたらせている。

40%の和歌山 開業医と連携

 開業医との連携が奏功した自治体も目立つ。

 接種率が40・5%の和歌山市は、人口10万人当たりの診療所数が118・8で全国平均(81・3)を上回る。その特徴を生かし、高齢者接種を個別接種のみで始めた。診療所側にワクチンの確保見通しをこまめに伝えるなどして環境を整え、市内の診療所の55%に当たる250施設から協力が得られた。

 市は7月中旬頃をめどに、約11万6000人の高齢者の接種完了を目指す。担当者は「高齢者に身近な診療所などでの接種を進めたことが、高い接種率につながった」と語る。

 高齢者が約30万人に上る北九州市も、開業医約800人が平日の診療を休むなどして、集団接種に協力している。

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2118823 0 社会 2021/06/12 05:00:00 2021/06/12 05:00:00 2021/06/12 05:00:00 目黒区で始まった高齢者を対象としたワクチン接種会場で、接種後に経過観察のため待機するお年寄りら。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が東京など4都府県で続く中、大型連休明けの6日から企業活動などが再開し、東京都内の一部自治体では高齢者のワクチン接種も始まった。東京都目黒区で。 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/20210612-OYT1I50028-T.jpg?type=thumbnail

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