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高齢者接種、県「7月末までに終了可能」…自治体は「毎日6万回の予約入るのか」

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 新型コロナウイルスワクチンの高齢者向け接種について、埼玉県が10日に示した「7月末までに終わらせることが可能」との見通しを巡り、県内自治体の間で波紋が広がっている。県は個別接種の回数を拡大した上で、集団接種と合わせて1日あたり6万回の接種が可能となり、必要な約243万回分の接種を40日あまりで終了できるとする。自治体からは「個別接種が増えるのはありがたい」と歓迎する声の一方、「毎日6万回もの接種予約が入るだろうか」と疑問視する声も上がっている。

ワクチン
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 県は、県内各地の医師会の協力を得て、診療所などでの個別接種を従来の約2万8000回から、約4万回にまで拡大。自治体による1日あたり約2万回の集団接種と合わせて毎日約6万回の接種を実施することにより、「単純計算」(大野知事)で7月末までに約243万回の接種を終えられると想定している。

 「個別接種が拡大することを追い風に、一人でも接種者数を増やしたい」。県の見通しに、春日部市の担当者は期待を寄せる。同市は集団接種を高齢者向け接種の中心に据えていたが、「政府が示す7月末の接種完了の実現には個別接種も必要」として、接種を担う医療機関を募集していたところだった。

 深谷市も、接種を希望する高齢者が想定よりも多いことがわかり、「このままでは賄い切れない」(市担当者)として、個別接種に協力してくれる新たな医療機関を探していた。担当者は「県の見通しも考慮して、接種計画を練り直したい」と話す。

 一方、和光市の担当者は「『1日6万人』という県の見通しは現実的ではないのでは」と首をかしげる。同市では集団接種の予約キャンセルが相次いでおり、「地域差もあるだろうが、高齢者の接種ニーズは充足されてきているように感じる」としている。

 蕨市の担当者は「個別接種を上積みできるのはいいことだと思うが、高齢者からの予約はどれほど埋まるのだろうか」と話す。

 朝霞市の担当者も「今週はほとんど予約が入っていない。高齢者接種はほとんど落ち着いている」としており、すでに64歳以下への接種に動き出している。7月中旬には12~59歳に接種券を発送し、10歳代の接種予約も8月中旬に受け付ける予定だ。

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