読売新聞オンライン

メニュー

石綿被害救済のNPO法人、元事務局長を告訴…活動資金9000万円着服か

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 アスベスト(石綿)による健康被害を受けた元労働者らの救済に取り組むNPO法人「じん肺・アスベスト被災者救済基金」(神奈川県横須賀市)は16日、元事務局長の男性(65)が活動資金を着服したとして、業務上横領容疑で横須賀署に告訴した。着服額は約10年間で計約9000万円に上るとみられ、告訴を受理した横須賀署が捜査を始めた。

神奈川県警察本部
神奈川県警察本部

 同法人は1997年設立。被災者や遺族らの寄付を活動資金としてプールし、労災申請や損害賠償請求訴訟の支援、無料電話相談などを行ってきた。

 告訴状などでは、元事務局長は2018年4月~20年3月、法人の預金口座から49回にわたり、計1316万円を引き出し、着服したとしている。

 元事務局長は通帳や帳簿などを一人で管理していたといい、内部調査に対し、11年5月頃から毎月数回、4万~80万円を引き出したり、寄付を入金しなかったりする手口で着服していたことを認めたという。同法人とは別に勤務していた会社の運転資金に全額つぎ込んだと説明している。

 昨年夏、同法人から別の救済団体に送る助成金の入金が遅れたことで発覚。口座には130万円しか残っていなかった。

無断転載・複製を禁じます
2129628 0 社会 2021/06/16 22:18:00 2021/06/16 22:26:52 2021/06/16 22:26:52 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/20210616-OYT1I50151-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)