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古代ハス、アメリカザリガニ繁殖で消滅危機…5千匹駆除したが「いたちごっこ」

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 島根県出雲市斐川町の荒神谷史跡公園の池で見頃を迎えている古代ハスが、外来種であるアメリカザリガニの大量繁殖で、生育の危機に陥っている。4年前から駆除を続けているものの、数の増加に歯止めがかからない。関係者たちが「捕獲しても次々と現れる」と、対策に頭を悩ませている。(中村申平)

アメリカザリガニの被害で雑草まみれになったハス田(島根県出雲市で)
アメリカザリガニの被害で雑草まみれになったハス田(島根県出雲市で)

 「被害がひどくなっている」。今月16日、公園管理担当の小林浩司さん(45)は、雑草だらけになっているハス田を見つめながら、肩を落とした。

見頃を迎えた荒神谷史跡公園の古代ハス(島根県出雲市で)
見頃を迎えた荒神谷史跡公園の古代ハス(島根県出雲市で)

 大賀ハスとも呼ばれるこの種は、植物学者の大賀一郎博士(1883~1965年)が約2000年以上前の千葉市内の地層から発掘した種を開花させたもの。同公園の古代ハスは1988年、大田市から譲り受けた15株に始まり、97年には50アール約5000株まで育てられた。葉の中に映える淡いピンク色の花が美しく、多くの来園者たちを和ませてきた。

 しかし、開園直後から目撃報告があったアメリカザリガニが近年、営巣などのため あぜ や田んぼの底に大きな穴を開け、水が抜ける被害が頻発。ハスの葉で埋め尽くされていた5枚のハス田は、一部で水が抜けて地面がひび割れ、ハスが育たない乾燥した土壌になった。雑草が生い茂り、ハスの新芽がザリガニに切断されることなども重なったことで、今年の栽培面積は28アールにまでほぼ半減した。

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2159834 0 社会 2021/06/27 21:15:00 2021/06/28 06:48:54 2021/06/28 06:48:54 アメリカザリガニの被害で雑草まみれになったハス田にたたずむ小林さん(出雲市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/06/20210627-OYT1I50053-T.jpg?type=thumbnail

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