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墓石の下敷きで園児死亡、下見しなかった保育士…口止め依頼し書類書き換えか

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 長野県高森町立みつば保育園の男児(当時4歳)が2018年2月、園外保育中に倒れてきた墓石の下敷きになって死亡した事故で、当日引率した保育士の1人が、事故現場を事前に下見していないことを口外しないよう別の保育士に依頼していた疑いがあることが、関係者への取材でわかった。

長野県警察本部
長野県警察本部

 口止めを依頼した保育士は事故後、町の事故検証委員会に対し、事故があった2月19日午前7時55分頃、通勤途中に現地を訪れ、「5分間程度下見した」と証言。検証委は事前に下見は行われていたと報告書にまとめた。

 しかし、実際には全く下見をしていなかったことが長野県警の捜査で判明。町もその後、この保育士が町に虚偽の説明をしていたことを認めた。さらに、園児の安全を確保するために作成する計画書を事故後に書き換え、町に提出していたことも明らかになった。

 町は昨年6月、保育の専門家ら6人で構成する検証委を再招集。検証委が改めて聞き取り調査を実施したところ、この保育士から、事故当日に下見をしていなかったことを口外しないでほしいと依頼されたと証言した保育士がいた。関係者の一人は「下見の重要性を自覚していたからこそ、うそをつき、口裏合わせを持ちかけたのではないか」としている。

 検証委は28日、8回目の会合を開き、前回の報告書の公表後に新たに判明した事実を追加報告書としてまとめ、7月末までに公表する方針を決めた。

 町は事故後、新たなマニュアルを策定。事故前は園外保育を行うための計画書は園長が決裁していたが、事故後は町教育委員会の決裁も受けるように変更し、全職員に配布して周知を図るなどしている。

 長野県警は昨年2月、当時の女性園長と引率した保育士の男女4人を業務上過失致死容疑で長野地検に書類送検し、同地検が捜査を続けている。

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