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長女揺さぶり傷害、母親の逆転無罪確定へ…最高裁が検察側上告棄却

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最高裁判所
最高裁判所

 大阪市東住吉区で2014年、生後1か月の長女を揺さぶって脳を損傷したとして、母親(40)が傷害罪で起訴された事件があり、最高裁第3小法廷(林道晴裁判長)は6月30日付の決定で検察側の上告を棄却した。1審・大阪地裁の有罪判決を破棄し、逆転無罪とした2審・大阪高裁判決が確定する。

 裁判官5人の全員一致の意見。母親は14年12月、当時の自宅マンションで長女を揺さぶり、急性硬膜下血腫などの傷害を負わせたとして起訴された。長女は一時心肺停止となり、18年10月に死亡した。

 1審判決は起訴事実を認めて懲役3年、執行猶予5年としたが、20年2月の2審判決は血腫は落下で生じた可能性があり、心肺停止もミルクの 誤嚥ごえん による可能性が排除できないと判断していた。

 母親は弁護人を通じ、「無罪が確定して、ほっとしている。本当に長い7年間だった」とコメント。畝本直美・最高検公判部長は「主張が認められず誠に遺憾だが、最高裁の判断を 真摯しんし に受け止めたい」とした。

 乳幼児の頭部を激しく揺さぶり、死傷させたとして起訴された事件では近年、無罪判決が相次いでいる。

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2175455 0 社会 2021/07/02 23:11:00 2021/07/02 23:11:00 2021/07/02 23:11:00 最高裁判所。東京都千代田区で。2020年11月8日撮影。 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210702-OYT1I50179-T.jpg?type=thumbnail

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