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真っ黒い土石流、外に飛び出した隣家の夫婦は「すぐ土砂にのまれた」…声詰まらせる住民

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 ドーッという地鳴りとともに、土砂は山あいの住宅街をのみ込み、海岸へ達した。静岡県熱海市の伊豆山地区で3日に発生した土石流では、伊豆山港で見つかった女性2人の死亡が確認された。約20人の安否が分からなくなっているが、救出作業は難航している。激しい濁流から逃れてきた避難住民らは、「震えが止まらない」「これからどうすればいいのか」と声を詰まらせた。

山あいの地区

大規模な土石流で大きな被害を受けた伊豆山地区(3日午後5時33分、静岡県熱海市で)=関口寛人撮影
大規模な土石流で大きな被害を受けた伊豆山地区(3日午後5時33分、静岡県熱海市で)=関口寛人撮影

 「自宅2階から山を見ると、電柱が波打つように揺れ、真っ黒い土石流がものすごい勢いで下ってきた。隣家の夫婦が外に飛び出すのが見えたが、すぐに土砂にのまれた」。避難所となった伊豆山小では、熱海市伊豆山、パート従業員の男性(80)が声を詰まらせた。

 男性の家は無事だったが、隣家は土砂に流され跡形もなくなった。「避難所でも情報がない。無事でいてほしい」と語った。

避難所となった中学校で、不安な夜を過ごす住民ら(3日午後7時17分、静岡県熱海市で)=関口寛人撮影
避難所となった中学校で、不安な夜を過ごす住民ら(3日午後7時17分、静岡県熱海市で)=関口寛人撮影

  逢初あいぞめ 川流域に住む男性(67)は、自宅のフェンスや庭木が流された。「バーンと爆発のような音を聞いたと思ったら、家の外を泥が流れていた。直径約30~40センチの石や丸太が次々に流れてきた」と話した。

土石流に襲われた建物をぼうぜんと見つめる人(3日午後5時31分、静岡県熱海市で)=関口寛人撮影
土石流に襲われた建物をぼうぜんと見つめる人(3日午後5時31分、静岡県熱海市で)=関口寛人撮影

 現場付近では午後9時40分、陸上自衛隊が重機で土砂をかき分けるなどして、複数の住宅で助けを待っていた6人の救助を完了した。いずれも命に別条はないという。別の場所では、土砂に埋もれた建物から、消防隊員によって、幼い子供を抱いた男性がはしご伝いに救出された。男性は、変わり果てた町の姿にぼう然としていた。

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2177267 0 社会 2021/07/03 23:31:00 2021/07/04 12:59:16 2021/07/04 12:59:16 土石流に襲われた街並みをぼう然と見つめる住民ら(3日午後5時31分、静岡県熱海市で)=関口寛人撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210703-OYT1I50118-T.jpg?type=thumbnail

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