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土石流の起点付近、開発行為の盛り土ほとんど崩落か「被害を甚大化させたと推定」

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 静岡県は、土石流の起点となった場所をドローンで撮影し、4日に映像を公表した。起点は、熱海市内を流れる 逢初あいぞめ 川の河口から約2キロ上流にある。

土石流の起点。開発による盛り土の大部分が崩れた(3日夕、小型無人機で撮影した映像から)=静岡県提供
土石流の起点。開発による盛り土の大部分が崩れた(3日夕、小型無人機で撮影した映像から)=静岡県提供

 県は2010年以降のデータから、起点付近に開発行為で約5・4万立方メートルの盛り土があったと推定。今回の土石流で、このうち5万立方メートル以上が崩落したとみている。1ヘクタールの土地を5メートルかさ上げするだけの量に当たり、県は「この崩落が土石流を誘発したかは不明だが、被害を甚大化させたと推定される」としている。

 県と熱海市によると、この付近の開発については07年、神奈川県内の企業が県土採取等規制条例に基づき、市に工事を届け出た。11年頃に完了報告があり、今回、この工事による盛り土が崩れた可能性があるという。

 専門家からは、崩落した盛り土の安定性を問う声が上がる。東京大の堀田紀文准教授(砂防工学)は「一般的に、盛り土は自然の斜面より崩壊の危険性が高い。今回崩れた盛り土は、水が集まりやすい谷に造成されたため、大雨で著しく不安定になっていた可能性もある」と指摘する。

 一方、土石流が複数回発生した可能性もあり、三重大の堤大三教授(砂防工学)は「盛り土よりも下の斜面で先に崩れたり、大雨で浸食されたりして土石流が発生し、盛り土が支えを失って崩れた可能性も否定できない」としている。

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2178976 0 社会 2021/07/05 00:04:00 2021/07/05 23:24:02 2021/07/05 23:24:02 熱海市伊豆山で発生した土石流の崩れ始め=静岡県提供※7月3日夕撮影のドローン映像から(熱海市伊豆山で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210704-OYT1I50113-T.jpg?type=thumbnail

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