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「やまゆり園」新園舎が完成、元の施設にいた50人ほどが戻る見通し

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 2016年7月の殺傷事件を受けて神奈川県が建て替えていた相模原市緑区の知的障害者福祉施設「津久井やまゆり園」の新園舎が完成し、4日、開所式が行われた。定員を旧園舎の約4割の66人に抑えて支援を手厚くし、グループホームなどで地域にとけ込んで暮らす「地域移行」への橋渡しを目指す。入所は8月からで、元の施設にいた119人のうち約50人が戻る見通しだ。

完成した居住棟(4日、相模原市緑区で)
完成した居住棟(4日、相模原市緑区で)

 県は昨年1月に着工。約2万7000平方メートルの敷地に二つの居住棟と洗濯棟などを新築した。入所者は約8畳の個室に入る。手すり付きの風呂やトイレのほか、地域移行に備えて一般家庭同様の風呂とトイレも用意。防犯カメラを増やし、居住棟には防犯ガラスを採用した。総工事費は約46億円。

 式典には黒岩知事や福祉関係者ら計約40人が出席。永井清光園長は「プライバシーに配慮し、暮らしやすい環境になった」と説明し、同園家族会の大月和真会長は「考えられる中では最高の環境」と評価した。入居予定の男性(55)は「新しい場所で暮らせることを楽しみにしています」と話した。

 同園利用者の入所先としては、横浜市港南区で定員66人の「芹が谷やまゆり園(仮称)」が工事中。12月の利用開始を見込んでいる。

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2179313 0 社会 2021/07/05 07:39:00 2021/07/05 07:39:00 2021/07/05 07:39:00 完成した居住棟(4日、相模原市緑区で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210704-OYT1I50125-T.jpg?type=thumbnail

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