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コンビニで「てまえどり」運動、農水省など呼びかけ

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 食品ロスの削減に向け、農林水産省などは、小売店で商品棚の手前に置かれた消費期限の迫った食品を選ぶよう消費者に呼びかける取り組みを展開している。「てまえどり」と銘打った運動で、期限切れで廃棄される食品を少なくするのが狙いだ。

コンビニのおにぎりの商品棚に掲げられた「てまえどり」の広告=消費者庁提供
コンビニのおにぎりの商品棚に掲げられた「てまえどり」の広告=消費者庁提供

 農水省が6月から消費者庁や日本フランチャイズチェーン協会などと共同で実施し、同協会に加盟するセブン―イレブンとファミリーマート、ミニストップ、ローソンのコンビニエンスストア4社が参加している。

 消費期限が近い食品は棚の手前に置かれるが、奥にある期限に余裕がある商品を取る客が多いという。このため、「すぐにたべるなら、手前をえらぶ。『てまえどり』にご協力ください」と書かれた広告を作成し、コンビニ各店舗では、おにぎりや弁当、サンドイッチの棚に掲示している。

 農水省などによると、2018年度の食品ロスの推計値は600万トンで、内訳は事業系分が324万トン、家庭分が276万トン。事業系分のうちコンビニやスーパーなど食品小売業分は66万トンだった。同省は事業系の食品ロスを30年度までに00年度の547万トンから273万トンに半減させる目標を掲げている。

 同省の担当者は「事業系の食品ロスは店側の努力だけでは改善しない。消費者の意識の高まりを期待したい」と話す。

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2183071 0 社会 2021/07/06 13:32:00 2021/07/06 13:32:00 2021/07/06 13:32:00 コンビニのおにぎりの陳列棚に掲げられた「てまえどり」の広告(消費者庁提供) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210706-OYT1I50051-T.jpg?type=thumbnail

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