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「ワクチン効果ない」「不妊になる」SNSでデマ拡散、信じて接種しない若者たち

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 「効果がない」「不妊になる」といった新型コロナウイルスのワクチンを巡るデマが、世界で深刻な問題となっている。若年層を中心にインターネット上の真偽不明な情報を信じる人が増えて接種率が伸び悩み、感染拡大につながっていると指摘される。多くはSNS経由で拡散しているとされ、IT大手には実効性のある対策が求められる。

バイデン米大統領(ロイター)
バイデン米大統領(ロイター)

 「彼らは人々を殺している」。バイデン米大統領は16日、SNS運営企業を異例の表現で批判した。SNSを通じて流布するデマが、接種の妨げになっていると懸念しているためだ。

 英オックスフォード大の研究者らの統計によると、米国で接種を完了した人の割合は16日時点で48%だった。前月比で4ポイント増と伸び悩む。一方、米疾病対策センター(CDC)は同日、新規入院者の97%は未接種者だったと明らかにした。

 英NPO「反デジタルヘイトセンター(CCDH)」の調査によると、SNS上のワクチンに関するデマの65%は、12の個人・団体が発信源だった。元米司法長官の息子のロバート・F・ケネディ・ジュニア氏も含まれ、フォロワーは計5900万人以上に上る。ケネディ氏は接種経験者が亡くなった例を引き合いに、「悲しい現実は、ワクチンがけがや死を引き起こすことだ」と主張していた。

 多くの人に瞬時に発信されたことで、デマを信じる人が増えた。SNSは利用者の好みに合わせて似たような情報を表示するため、デマでも事実だと思い込みやすくなる傾向がある。

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2216611 0 社会 2021/07/18 21:41:00 2021/07/19 12:25:04 2021/07/19 12:25:04 U.S. President Joe Biden talks to the media as he departs for a weekend visit to Camp David from the White House in Washington, U.S., July 16, 2021. REUTERS/Jonathan Ernst https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/07/20210718-OYT1I50051-T.jpg?type=thumbnail

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