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同僚男性の水筒に猛毒「リシン」入れる、元会社員の女を起訴…自宅で製造か

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 猛毒の物質「リシン」を同僚男性の水筒に入れたとして、神戸地検は19日、兵庫県加古川市の元会社員の女(30)を器物損壊罪で起訴した。捜査関係者への取材でわかった。地検は認否を明らかにしていない。

 起訴状などによると、女は3月26日、当時勤務していた神戸市長田区の建設会社の事務所で、同僚だった男性(40)の水筒内にリシンを入れ、水筒を使用不能にしたとされる。

 捜査関係者らによると、男性が水筒の飲み物の味やにおいに違和感を覚えたため、職場で見張ったところ、女が液体を混入するのを確認。男性から被害届を受けた県警が、6月に器物損壊容疑で逮捕した。男性に健康被害はなかった。2人の間にはトラブルがあったとみられる。

 県警の依頼で警察庁科学警察研究所が水筒内の液体を鑑定し、リシンが検出された。致死量には満たなかったという。

 リシンは、下剤などに使われるひまし油の原料「トウゴマ」の種子に含まれ、油をしぼった残りかすから抽出できる。捜索で、女の自宅からトウゴマの種子が見つかっており、県警は女がリシンを製造した可能性が高いとみている。

 リシンは、人の体内に入ると発熱や呼吸困難などを引き起こし、死に至るケースもある。米国では2013年、オバマ大統領(当時)宛ての封書から検出される事件が起きた。

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