読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

【独自】園長「泣いている他の園児対応で確認できず」…担任は欠席連絡あったと思い込む

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 福岡県中間市の私立双葉保育園の倉掛 冬生とうま ちゃん(5)が送迎バス内に取り残されて死亡した事件で、園長が普段から車内の忘れ物チェックを徹底するよう職員に指導していたにもかかわらず、事件当日、確認を怠っていたことが捜査関係者への取材でわかった。県警は1日、園を業務上過失致死容疑で捜索した。

男児が乗っていた送迎バスの駐車場には、手を合わせる人の姿が見られた(1日午前、福岡県中間市で)=久保敏郎撮影
男児が乗っていた送迎バスの駐車場には、手を合わせる人の姿が見られた(1日午前、福岡県中間市で)=久保敏郎撮影

 事件は7月29日に発生。冬生ちゃんは朝の登園時に乗ったバスに取り残され、夕方に発見されるまで約9時間にわたって車内に放置された。死因は熱中症で、死亡推定時刻は午後1時頃とみられている。

 捜査関係者によると、事件当日は園長が一人でバスを運転し、同乗した職員はいなかったという。園長は忘れ物チェックについて、職員に園児の降車後、一番後ろの座席まで見て回るよう指示していた。だが、当日はチェックされずに園長自らバスを施錠したという。

 園の代理人弁護士によると、園長らは運転席からの目視や車内を見渡す程度の確認はしたものの、冬生ちゃんに気付けなかった。当日の状況について「泣いている他の園児の対応に追われ、確認作業ができていなかった」と説明したという。

 担任の職員は冬生ちゃんが教室にいないことに気付きながら欠席連絡があったと思い込み、園長らに確認していなかった。園長は冬生ちゃんが降車して教室にいると思い込んでおり、迎えに来た保護者に指摘されるまで気付けなかった。

双葉保育園を捜索し、押収品などを運び出す捜査員(1日午後、福岡県中間市で)=久保敏郎撮影
双葉保育園を捜索し、押収品などを運び出す捜査員(1日午後、福岡県中間市で)=久保敏郎撮影

 県警捜査1課と折尾署は捜索で、勤務記録や就業規則などを押収した。中間市と園の認可権限を持つ福岡県は、園に対して児童福祉法などに基づく特別監査を行う。

無断転載・複製を禁じます
スクラップは会員限定です

使い方
2253624 0 社会 2021/08/02 05:00:00 2021/08/02 20:29:34 2021/08/02 20:29:34 倉掛冬生ちゃんが乗っいた保育園の送迎バスの駐車場に、花などを供え手を合わす家族(8月1日午前11時18分、福岡県中間市中間で)=久保敏郎撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/08/20210801-OYT1I50150-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)