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大阪「天井見えない」感染増、東京と同水準まで拡大「想定の必要ある」

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 新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が大阪府と首都圏3県に拡大され、1週間が経過した。全国で過去にない感染拡大となり、大阪府でも1日あたり新規感染者が春の「第4波」のピークを更新した。入院患者は急速に増加し、医療 逼迫ひっぱく の恐れも生じている。

「天井見えない」

 9日の府内の新規感染者は995人。9日までの直近1週間の累計は7980人で、人口10万人あたりでは90人と「第4波」のピークと並んだ。前週からの増加比は1・4倍で、「どこまで増えるか、天井が見えない」(府幹部)状況だ。

 東京都では5日に1日の新規感染者が初めて5000人を突破。9日時点の直近1週間の人口10万人あたりの感染者数は207人と大阪の倍以上だ。

 感染力の強い変異ウイルス「デルタ株」は、首都圏で先行して置き換わりが進み、現在9割程度を占める。関西はまだ6割程度とされ、今後、割合がさらに増える可能性が高く、府健康医療部は「東京と同水準まで感染が拡大すると想定する必要がある」と警戒する。

病床厳しく

 入院患者はこの1週間で1・4倍に増え、ワクチンの普及で余裕があった病床も厳しくなってきた。

 9日現在、重症者が112人、軽症・中等症者が1677人。最大確保病床に対する病床使用率は重症(587床)の19・1%に対し、軽症・中等症(2531床)は66・3%で、1週間で約20ポイント上昇した。

 自宅療養者は6134人。第4波のピーク(約1万5000人)に比べると半分以下だが、宿泊療養者は2399人で第4波を超えている。療養用ホテル(4076室)の使用率は58・9%で、府は近く6000室まで増室するものの、収容力が不足すれば、自宅療養者が急増する恐れもある。

効果小さく

 宣言による人出の抑制効果は思わしくない。

 ソフトバンク系列のIT企業「アグープ」のデータによると、JR大阪駅の人出は、宣言発令後、前週比1割程度しか減少していない。第4波で「まん延防止等重点措置」が適用されていた4月中旬と同じ水準で、当時は感染に歯止めがかからなかった。

 大阪府の吉村洋文知事は9日、西村経済再生相らとのテレビ会議後、「宣言下でも感染者が増え続けている」と懸念を示し、より強い対策の必要性に言及した。

休業要請検討を

  勝田吉彰・関西福祉大教授(渡航医学)の話 「このままでは第4波のような医療が逼迫する事態も想定される。人出を減らすため、大型商業施設への休業要請も検討すべきだ」

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2273190 0 社会 2021/08/10 07:44:00 2021/08/10 08:38:12 2021/08/10 08:38:12 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/08/20210810-OYT1I50013-T.jpg?type=thumbnail

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