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徳島県警捜査2課は20日、県内在住の中国人女性(40歳代)が、中国大使館職員などを装った男らから100万円をだまし取られる詐欺事件があったと発表した。

発表では18日、大使館職員を名乗る男から女性の携帯電話に、中国語で「あなたが中国で作った銀行のカードが犯罪に使われている。この犯罪に関与していることもわかっている」と連絡があった。その後、警察官をかたる男から「あなたには逮捕状が出ている」と告げられ、女性に送信されたショートメッセージのURLをクリックすると、名前や顔写真が入った逮捕状が表示されたという。
警察官は「100万円を預ければ逮捕を引き延ばせる」と金を振り込むよう指示。女性は指定された日本の銀行口座に振り込んだ。
他府県でも似たような手口で中国人を狙う詐欺が相次いでおり、同課は「被害に遭わないよう、身近な中国人に周知してあげてほしい」と呼びかけている。