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臓器移植基金を創設、ジャンボ鶴田さんの功績しのぶ…支援協会が墓前訪問

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 臓器移植を待つ患者たちを支える日本移植支援協会(東京都)の幹部らが2日、肝臓の移植手術中に亡くなったジャンボ鶴田さん(山梨県山梨市出身)の墓前を訪れ、プロレスラーとしての活躍や、移植を待つ人々を思って基金を設立した功績をしのんだ。

ジャンボ鶴田さんの墓前で手を合わせる高橋理事長(2日、山梨市の慶徳寺で)
ジャンボ鶴田さんの墓前で手を合わせる高橋理事長(2日、山梨市の慶徳寺で)

 鶴田さんは、山梨市牧丘町倉科の慶徳寺に眠る。2000年、フィリピンで移植手術を受けている最中、49歳の若さで亡くなった。生前、鶴田さんが移植患者に向けた「ジャンボ鶴田基金」を創設し、鶴田さんの死後も同協会を通じて患者を支援してきた。その縁から、協会の高橋和子理事長(68)らが毎年、寺を訪れている。

 国内の臓器提供の件数は、1997年に臓器移植法が施行された後も少なく、鶴田さんが手術を受けた年も100件に満たない状態だった。症状が悪化し、提供件数が多い海外に救いを求める人もいた。

 だが移植を待つ患者がいるのは各国同じだ。2008年の国際移植学会で、自国の患者は自国で救う「イスタンブール宣言」が採択された。今も心臓移植が必要な子どもなど、海外で移植を受けるケースもわずかにあるが、ハードルは高い。

 日本臓器移植ネットワークによると、7月末現在、国内で移植を待つ人は心臓で927人、腎臓で1万3355人、肝臓で332人に上る。一方、昨年度の臓器提供は心臓48件、腎臓65件、肝臓50件だった。

 この日は高橋理事長や、移植への理解を広めるバイク愛好者「グリーンリボンライダー」ら7人が集まり、静かに手を合わせた。

 高橋理事長は「鶴田さんの功績を胸に、これからも多くの人に移植医療の現状を伝えたい。救える命が救われるようになれば」と話した。

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2354411 0 社会 2021/09/09 19:33:00 2021/09/09 19:33:00 2021/09/09 19:33:00 ジャンボ鶴田さんの墓前で手を合わせる高橋理事長(山梨市の慶徳寺で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210909-OYT1I50029-T.jpg?type=thumbnail

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