名物「鶏めし弁当」の駅弁会社、仏パリ・リヨン駅構内に出店へ

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パリのリヨン駅構内での出店イメージ(花善提供)
パリのリヨン駅構内での出店イメージ(花善提供)

 大館駅の名物「鶏めし弁当」を製造販売する「花善」(秋田県大館市)が11月から半年間限定で、仏・パリのターミナル駅の一つ、リヨン駅構内に出店する。日本の駅弁文化を広めるとともに、食を通じて秋田県の魅力を発信したい考えだ。

 花善によると、フランス国鉄のコンペで7月に採択され、日本の駅弁会社が単独でフランスの駅構内に出店するのは初めてという。店名は「EKIBEN ToriMeshi Bento(エキベン・トリメシ・ベントウ)」で、店舗とテーブル席の計50平方メートル。「鶏めし弁当」や県産食材を使った「秋田弁当」など6種類の弁当のほか、秋田の地酒なども販売する。

 大館市内の小中学校や高校、国際教養大と連携し、「秋田弁当」のネーミングや販売促進に向けた付属品作りなどを進めてきた。

 同社は2018年に現地法人を設立し、19年には常設の路面店を出店。コロナ禍でもテイクアウトできる弁当の販売は伸長したという。1日350食ほどの販売を見込んでいる。

 八木橋秀一社長は14日に県庁で開いた記者会見で、「EU圏には食堂列車などはあるが、移動する間に弁当を食べる文化はあまりない。まずは文化として駅弁を知ってもらいたい。秋田に興味を持ってもらい、コロナ後のインバウンド増加にもつながれば」と話した。

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