鳴りやまぬ抗議電話…「激辛カレー」教員いじめ処分、焦りが生んだ市教委の「拙速」

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 4人への給与支給を差し止めることを念頭に置いた素案を1か月足らずでまとめ、市議会での「スピード可決」を実現した。

■「適正な手続きを」

 一方、有識者でつくる市の分限懲戒審査会は19年10月31日、「4人の行為に軽重がある」「起訴される蓋然性が高いとは言えない」として、4人一律の処分を「不相当」と答申。市教委にブレーキをかける内容だった。それでも市教委は処分に踏み切り、久元喜造市長も追認した。

 20年2月、加害教諭のうち2人は免職、残る2人は停職と減給とする懲戒処分を受けた。その後の刑事処分は全員が不起訴(起訴猶予)。分限懲戒審査会の答申通りの結論となった。

 早稲田大の稲継裕昭教授(行政学)の話「加害教諭への制裁は懲戒処分ですべきで、分限処分で代替した市教委の対応はまずかった。処分自体も条例改正前の行為をきっかけとしており、『法の不 遡及そきゅう 』の理念に反している可能性がある。処分時は適正な手続きにのっとり、冷静な判断をすべきだった」

  ◆分限処分= 地方公務員法などに規定があり、職員が心身の故障で職務が遂行できない場合や勤務実績が良くない場合などに適用し、免職、休職、降任させる処分ができる。公務能率を確保することが趣旨で、非違行為をした職員への制裁などを目的とした懲戒処分とは異なる。

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2380919 0 社会 2021/09/20 13:25:00 2021/09/20 18:48:33 2021/09/20 18:48:33 記者会見に臨む東須磨小の仁王美貴校長ら(9日午後5時25分、神戸市中央区で)=大石健登撮影2019年10月9日撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/09/20210919-OYT1I50122-T.jpg?type=thumbnail

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