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「どうか最後の展示会を開催させて下さい!」掲示の訴えむなしく、何度も盗まれ続けるカボチャ

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 山口県下関市富任町の市園芸センターが、農園で育てているカボチャの盗難に頭を悩ませている。昨年は大量に持ち去られ、毎秋恒例の展示会で世界のカボチャを紹介できなかった。今年もカボチャがなくなる事態が発生している。センターは今年度末で閉園するだけに、担当者は肩を落としている。(杉尾毅)

 センターによると、農園は約800平方メートルで、アメリカやイタリア、フランス、日本、中国などの50品種計150株を栽培している。展示会用の実の多くはこの農園で収穫する。今年の展示会では26日までの期間中、計300点を展示する予定だ。

カボチャを盗まないよう訴える農園の掲示
カボチャを盗まないよう訴える農園の掲示

 農園ではこれまで、見た目がおいしそうな日本カボチャが主になくなっていた。ところが、昨年は大型の品種を除き、観賞用も含めて数回に分けて大量になくなっていた。園内には何者かが踏み荒らしたような跡が残っていた。

 農園はセンターから離れた場所にあって職員の目が行き届かず、監視カメラもない。最初に熟した実が全て盗まれ、その後、小さな実が大きくなるたびになくなっていった。犯行の瞬間は確認できておらず、警察には届けていないという。

 農園には柵がなく、今年も盗まれた形跡があったため、8月にロープを張って簡単に立ち入れないようにした。「どうか最後の展示会を開催させて下さい!」などと訴える掲示を出した。

 しかし、その後も踏み荒らされた形跡があるほか、これまで被害がほぼなかったセンター内の農園でも40~50個がなくなっているのが21日に判明。今年も展示に支障が出ているという。

 カボチャは、センターの男性主任が趣味でコレクションした種や、職員の親睦会の会費で購入した種を使って育てている。男性主任は「展示会を楽しみにしている方は多い。簡単に実が育つのではないので、ショックが大きい」と残念がっている。

 今年の展示会には、成長すると重さ100キロにもなる「アトランティックジャイアント」や、でこぼこした形がグロテスクな「グレムリンズ」、菊の花のように見える「デイジーゴード」などがずらり。センターが人工交配で作った「ブルージャイアント」も並ぶ。

 開園は午前9時から午後4時まで。入園無料。問い合わせは同センター(083・258・0147)へ。

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