中3女子の不登校、小学時代のいじめ調査…目の前でじっと見つめる心理的圧迫も

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 18年2月には、校長と市教委職員らから「重大事態として調査する仕組みがある」と説明を受けたが、その時点では調査は諦めた。母親は「校長から『(女子生徒側の)負担が大きい』などと、暗に調査をしないよう言われたように感じた」と訴える。

 しかし、6年生になりクラス替えが行われても、他の生徒からの嫌がらせ行為は続き、女子生徒は満足に学校に通えない状態だった。女子生徒は「学校が守ってくれないという絶望感に大きなショックを受けた」という。

 不眠などの症状もあり、PTSDと医師に診断され、中学生になってからも「学校に行きたいという気持ちはあるが、教室には入れない」状態が続いている。両親は「泣き寝入りはしたくない。同じ思いをする子を出したくない」との思いで弁護士に相談し、調査を申し立てたという。

 市教委によると、第三者委員会は今後、関係者に聞き取り調査を行い、報告書をまとめるとしている。

 女子生徒の父親は「学校は信頼できるはずの場所なのに、小学5~6年の2年間放置され、言葉にならない。どうしてこうなってしまったのか、調査をきっかけに答えが出て、少しでも時間が進むきっかけになれば」と話している。

◆重大事態= いじめ防止対策推進法は、いじめが原因で児童・生徒の生命や心身、財産に大きな被害が生じた疑いがある事案(1号事案)や、年間30日を目安に長期間の不登校になった疑いがある事案(2号事案)を「重大事態」と定めている。県教育委員会によると、県内の公立小中学校と高校などでは2019年度に41件あった。

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