【独自】いじめ小6自殺、亡くなる半年前に市教委が端末パスワード見直し求める…学校は対策せず

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 東京都町田市立小6年の女子児童(当時12歳)がいじめを訴えて自殺した問題で、亡くなる半年前、市教育委員会が学習用デジタル端末のパスワードを見直すよう求めていたことがわかった。同校は通知後も対策をしなかったため、女児を中傷する書き込みを多くの児童が閲覧し、いじめが助長された可能性がある。

 児童らに配備された端末は、文字で会話するチャット機能が利用できた。通常は当人同士しか閲覧できないが、同校では、IDは通し番号などから類推できる上、全員共通のパスワードが使われていた。

 市教委によると、昨年5月、市立学校に対し、他人から推定されにくいパスワードにするよう求めたが、同校は設定を変えなかった。

 女児は昨年11月30日に自宅で自殺。両親の代理人の金子春菜弁護士によると、学校が直後に実施した調査で、死亡の2か月前に複数の同級生が「うざい」「死んで」などとチャットでやりとりしていたことがわかった。

 ほかの児童も、女児を中傷する同級生になりすまして接続。書き込みをのぞき見たり、内容を女児に伝えたりしていた。女児はこの頃、学校のアンケートに友人関係の悩みを訴えており、陰口の拡散で、追い込まれた可能性があるという。

 市教委は11月18日、別の学校からチャットへの不安の声が上がったことを受け、市内の小中学校の端末でチャットを使えないようにした。それ以前のパスワードの管理や、女児の学校で変更しない状態が続いていた理由について、市教委は「今後、第三者委員会が調査する」としている。

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