富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)は5日、聴覚障害のある客がアトラクションを利用しようとした際、係員が障害を理由に拒否する事案があったと公表した。
富士急ハイランド 同園はアトラクションの乗車基準に、安全な姿勢を保てることや、緊急避難時の歩行に支障がないことなどを設けているが、聴覚障害者の乗車は制限していない。しかし、係員は案内放送を聞けないことなどから安全管理上問題があると誤認し、乗車を拒否したという。
同園は「係員の誤った案内で不快な思いをおかけし、おわび申し上げる。適切な案内方法を周知徹底し、再発防止を図る」としている。