点滴に消毒液混入、元看護師「担当時間に患者が亡くなるのを避けたかった」…家族の叱責に恐怖

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 横浜市の旧大口病院で5年前、高齢の入院患者3人の点滴に消毒液を混ぜて中毒死させたとして、殺人罪などに問われた元看護師・久保木愛弓被告(34)の裁判員裁判第5回公判が11日、横浜地裁(家令和典裁判長)であり、被告人質問が行われた。久保木被告は、法廷にいた遺族らに「大切なご家族の命を奪ってしまい申し訳ありませんでした」と謝罪した。

久保木愛弓被告
久保木愛弓被告

 弁護側の質問に答え、久保木被告は消毒液の混入に至った経緯などを説明。事件の約5か月前、入院中に亡くなった患者の家族から、看護の仕方が悪かったせいだと 叱責しっせき され、恐怖を感じたことが大きなきっかけになったとし、「自分の担当時間に患者が亡くなるのを避けたかった」と話した。

 その後、裁判長に許可を求めた上で、遺族らの方を向き、「許していただけるとは思っていないが、おわびの気持ちを伝えたかった」と述べ、2度頭を下げた。

 起訴状などでは、久保木被告は2016年9月15~19日、旧大口病院に入院していた興津朝江さん(当時78歳)、西川惣蔵さん(当時88歳)、八巻信雄さん(当時88歳)の点滴に消毒液「ヂアミトール」を混入させ、中毒死させたなどとしている。

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