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駐在所に出頭した少年、電話で泣きながら「人を殺した」…署員「パトカーで行くから待っていて」

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 甲府市の民家が全焼し、焼け跡から2人の遺体が見つかった放火事件で、遺体に刃物で切られたような傷があることが、捜査関係者への取材でわかった。山梨県警は13日、この家の住人に対する傷害容疑で同市、少年(19)を逮捕した。少年は「複数の刃物を持って行った」「(家に)火を付けた」と供述。出頭時には「人を殺してしまった」と話しており、県警は殺人容疑も視野に捜査を進めている。

2人の遺体が見つかった火災現場を調べる捜査員ら(13日午後1時26分、甲府市蓬沢で)=高村真登撮影
2人の遺体が見つかった火災現場を調べる捜査員ら(13日午後1時26分、甲府市蓬沢で)=高村真登撮影

 火災が起きたのは同市 蓬沢よもぎさわ 、井上盛司さん方の木造2階住宅。50歳代の井上さん夫婦、娘2人(10歳代)の4人暮らしで、発生時には全員在宅していた。

 発表によると、少年は火災発生直前の12日午前3時45分頃、井上さん方で、娘2人のうち妹と鉢合わせし、頭を殴ってけがを負わせた疑い。調べに「(殴ったのは)間違いない」と容疑を認めている。

 捜査関係者によると、少年は12日夜、現場から約30キロ離れた同県身延町内の駐在所に出頭した。駐在員が不在だったため、管轄の警察署に電話をかけ、「人を殺してしまった」と泣きながら話した。電話を受けた署員は「パトカーで行くから待っていて」と伝えた。

 警察官が駆けつけると、少年は顔の半分くらいにやけどを負っていた。凶器を含め所持品はほとんどなかった。移動手段は車だったという。逮捕後の診断の結果、右手小指の骨が折れていたことから、いったん入院治療を受けた。県警は、14日から本格的に取り調べを行う。

 焼け跡1階から見つかった遺体は、井上さん夫婦の可能性が高い。現場の状況などから、油のようなものをまいて火を付けられた疑いもある。いずれの遺体にも刃物で切られたような傷が確認されており、県警は司法解剖して死因の特定を進めている。

 火災は12日午前3時50分頃に発生。2階で寝ていた妹が人が争うような声を聞き、1階に下りたところ、不審な男と鉢合わせし、後ろから殴られた。妹は2階にいた姉と2人でベランダから外に逃げ、110番した。

 捜査幹部によると、少年は姉と同じ高校といい、井上さん夫婦、妹とは面識がなかったとみられる。少年は「一人でやった」と供述しており、県警は動機や詳しい経緯を調べている。

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2441886 0 社会 2021/10/13 22:33:00 2021/10/15 12:11:02 2021/10/15 12:11:02 2人の遺体が見つかった火災現場(13日午後1時26分、甲府市蓬沢で)=高村真登撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/10/20211013-OYT1I50140-T.jpg?type=thumbnail

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