ウナギ稚魚にアワビやナマコ、漁獲番号で取引記録を追跡…密漁で不正流通防ぐ狙い

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シラスウナギ(水産研究・教育機構提供)
シラスウナギ(水産研究・教育機構提供)

 水産庁は、水産物に漁獲番号を割り振って取引記録を追跡できるようにする新制度の対象魚種について、アワビとナマコ、ニホンウナギの稚魚「シラスウナギ」の3魚種とする方針を決めた。昨年12月に成立した新法「水産流通適正化法」に基づく規制で、違法に漁獲された水産物の不正流通を防ぐのが狙い。同庁は近く、対象魚種についてパブリックコメント(意見公募)を行う。

 制度は来年12月の法施行と同時に導入する予定で、対象魚種は省令で定める。アワビとナマコは導入と同時に、シラスウナギは周知期間を設けて2025年12月に適用する方針だ。

 同庁の検討会議は今年5月、対象魚種の選定基準について、密漁の検挙件数の多さ、単価の高さ、漁獲量の減少幅の大きさなどを設定。密漁の検挙件数(18年までの10年間平均)はアワビ139件、ナマコ31件で、シラスウナギも55件に上った。1キロ・グラム当たりの単価はシラスウナギが約170万円で、アワビの7328円、ナマコの2490円と比べて飛び抜けて高い。

 同庁は当初、密漁の被害の大きいアワビとナマコだけを想定していたが、シラスウナギも基準を満たしているため、対象に加えることを決めた。

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