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大学祭、今年は会える…オンラインとの「ハイブリッド」型も

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 新型コロナウイルスの感染拡大から2回目となる秋の大学祭シーズンを迎える。昨年は中止やオンライン開催が相次いだが、今年は、入場者を制限しての開催やオンラインを併用した「ハイブリッド」祭が目立つ。学生自らアプリを開発して感染予防を徹底するなど、各校では準備が進んでいる。(福元洋平、伊藤史彦)

熱気伝えたい

学生証を読み取り、構内に入る学生スタッフらを選別する人流管理アプリ(早稲田大で)=佐藤俊和撮影
学生証を読み取り、構内に入る学生スタッフらを選別する人流管理アプリ(早稲田大で)=佐藤俊和撮影

 早稲田大(東京)の「早稲田祭」は例年20万人もの来場者を集めるが、昨年はオンライン開催になった。今年は学生から対面実施を望む声が多く、運営団体が、来月6、7日に対面と動画配信などを組み合わせた「ハイブリッド」早稲田祭を開くことを決めた。

 事前予約制でキャンパスごとに1日の入場者5000人を上限としたが、課題は、構内で密集しかねない1万人ほどいる学生スタッフや出演者だった。

 どうすれば密集を避けられるか。人間科学部4年の松村悠太さん(22)らは、構内に入る人を管理するアプリ開発に挑んだ。アプリを作った経験はないが、8月から開発をスタート。ネットを使った独学で計100時間かけて今月中旬の完成にこぎ着けた。

 アプリでは、時間帯ごとに入構できる学生スタッフや出演者の数を決め、事前に登録。学生スタッフらは、出入りをチェックするスタッフのアプリ入りスマホに学生証をかざし、許可された人のみ入れる。

 運営団体代表で3年の小野寺佑月さん(21)は「(昨年は)動画配信は35万回も再生されたが、会場の熱気が伝わらない不満はあった」とハイブリッド開催の理由を語る。昨春の入学後も半年間は愛媛県の実家にいたという2年生スタッフの一色優さん(20)は「みんなと直接会って盛り上がるのが待ち遠しい」と期待する。

学長に直談判

 昨年「雄飛祭」を中止した独協大(埼玉)では9月、実行委員長の3年恋塚祐平さん(21)が、山路朝彦学長に直談判した。

 恋塚さんは、〈1〉来場学生の上限を決め、上限数だけ用意したリストバンドを配られた学生のみ入場可能〈2〉飲食の対面調理を禁止。個別包装食品などに限定――などの感染対策を約束した。

 対面開催を許可した山路学長は「恋塚委員長の情熱が感じられた。コロナ禍で消極的になりがちな学生たちの前に進もうとする行動を大学として支援したいと考えた」と話す。

 一方、筑波大(茨城)は昨年中止した「 雙峰そうほう 祭」を今年はオンラインで開く。対面も模索したが「コロナ感染拡大に伴い、企画の準備時間が確保できず苦渋の決断だった」(実行委)という。

 レジャー情報のサイトを運営する「レッツエンジョイ東京」が首都圏の大学祭をキャンパスごとに調べたところ、21日時点で回答があった110か所のうち対面開催は6か所、オンラインが30か所、オンライン併用の「ハイブリッド」が28か所、中止が1か所だった。昨年は中止が最多でオンラインが次いで多く、対面は3か所にとどまっていた。

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2465294 0 社会 2021/10/23 15:20:00 2021/10/23 15:20:00 2021/10/23 15:20:00 「早稲田祭」の感染対策として人流管理アプリを開発した早稲田祭運営スタッフら(20日午後2時50分、東京都新宿区の早稲田大で)=佐藤俊和撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/10/20211023-OYT1I50075-T.jpg?type=thumbnail

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