【独自】2回接種した20~50代、感染後も死亡ゼロ…大阪府が分析

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 新型コロナウイルスのワクチンを2回接種した人は未接種の人と比べ、感染した後も死亡や重症化のリスクが低いとする分析結果を、大阪府がまとめた。20~50代では、未接種の人で死亡したのは62人に上ったのに対し、2回接種の人ではゼロだった。

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 府は6月1日~10月17日の府内の感染者についてワクチンの接種歴を調査した。その結果、60歳以上で未接種の人では、死亡率は4・6%、重症化率は6・1%だった。これに対し、ワクチンを2回接種して14日以降の人ではそれぞれ1・6%、1・9%と3分の1程度だった。

 40~50代でも未接種の人は死亡率0・3%、重症化率2・2%だったが、2回接種の人ではそれぞれゼロ、0・1%。20~30代でも未接種の人は死亡率0・01%、重症化率0・2%に対し、2回接種の人はいずれもゼロだった。

 府によると、12歳以上で2回接種した人の割合は67%(24日時点、医療従事者除く)に上る。65歳以上は88%に達する一方で、50代は71%、40代は60%、30代は51%、20代は47%などと若い世代ほど接種率が下がる。

 府は、接種率が5割前後にとどまる20~30代を対象に、2回接種すると宿泊券や商品券を抽選で贈るキャンペーンを11月末まで実施している。コロナの特設ツイッターでは人気バンドのメンバーを起用しており、1日でフォロワーが数百人から約4万人に増えたという。府は「少しでも関心を持ってもらえるよう、さらに工夫を続けたい」としている。

無症状の割合、未接種よりやや高い傾向

 一方、感染者を対象にした府の調査では、ワクチンを2回接種した人で無症状の割合は17%で、未接種の人の11%よりやや高い傾向であることもわかった。

 感染しても症状が出ない場合、気付かずに周囲に感染を広げる恐れがある。府の担当者は「2回接種が終わっても、マスクや手洗い、換気など基本的な対策を続けることが大事だ」と語る。

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