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刃物男が「バシャッ」と液体まき「ボン」と音…逃げ惑う乗客パニック

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 逃げ場のない電車内でまた凶行が起きた。東京都調布市を走行中の京王線の電車内で31日夜に発生した事件。8月に小田急線で起きた事件と同様、乗客が刃物などで無差別に襲われ、車内に火が放たれた。

ツイッターに投稿された電車内の映像。乗客が車窓から逃げ出している
ツイッターに投稿された電車内の映像。乗客が車窓から逃げ出している
ツイッターに投稿された電車内の映像。乗客が炎から逃げている
ツイッターに投稿された電車内の映像。乗客が炎から逃げている

 「逃げろ、逃げろー!」。調布駅で乗車し、座席に座っていた神奈川県の女性(21)が叫び声に気づくと、後ろの車両から次々と乗客が逃げ込んできた。続いて金髪の男が刃渡り20~30センチほどの刃物を振り回しながら歩いてきた。女性も逃げ出したが、車内は逃げ惑う乗客でごった返し、車両の連結部分にできた人だかりで先に進めなかった。

 後ろを振り返ると、男が容器に入った液体をバシャッとまいていた。何とか別の車両に逃げられたが、「ボン」と音がして煙が見えた。女性は「怖くて怖くて、死ぬかもしれないと思った」と青ざめた様子で話した。

 江戸川区の会社員女性(46)は、夫と一緒に帰宅途中だった。突然、隣の車両から20人ほどの乗客が「早く避難して!」と叫びながら押し寄せてきた。何が起きたかわからず、座ったまま様子を見ていたところ、容疑者とみられる若い男が車両に入ってきた。刃物を握り、威嚇するようにちらつかせていた。

 男は女性の目の前まで来ると、ペットボトルを取り出し、液体を床にまき散らした。そのとき、「鼻をつく刺激臭が充満した」という。女性は隙を見て夫と他の車両に逃げ込んだが、夫は足に液体がかかり、病院に搬送された。女性は「殺されるかもしれないと思った」と声を震わせた。

 電車は通過するはずだった国領駅に緊急停車したが、ドアが開かず、大勢の乗客が車両の窓からホームに逃げた。山梨県上野原市の会社員男性(32)は「逃げるまでの数分間がとにかく長く感じた」と振り返る。窓から避難後、ホームから車内をのぞき込むと、座席に男が座り、駆けつけた警察官に取り押さえられていた。

 殺人未遂容疑で現行犯逮捕されたのは、住所・職業不詳の自称・服部恭太容疑者(24)。紫色っぽいスーツに緑色のシャツ、黒っぽいコート姿で、同じ電車に乗り合わせた中央区の会社員男性(22)は「最初はハロウィーンの演出かと思った」と話した。

 8月には世田谷区を走行中の小田急線車内で男が包丁を振り回し、乗客10人が重軽傷を負う事件が起きたばかり。調布市の男子大学生(22)は「電車に危険物の持ち込みができるのは不安だ」と語った。

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2485857 0 社会 2021/11/01 00:29:00 2021/11/01 08:48:16 2021/11/01 08:48:16 社会部宛て・ツイッター「しずくβ」 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/11/20211101-OYT1I50006-T.jpg?type=thumbnail

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