脱走劇エミュー、実は「地域の星」だった…食肉は軟らかくてヘルシー

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 熊本県菊池市の観光牧場から大型鳥類・エミューが逃げ出した10月の“脱走劇”は、福岡土産の定番「めんべい」を販売する福岡市の会社などが、ヘルシーな食肉に加えて脂肪のオイルで化粧品としても活用できることに着目し、事業化を進める中で起きた。廃校となった旧小学校跡を拠点に始まったばかりの取り組み。再発防止策も講じられ、高齢化が進む山間地域の活性化を期待する住民らは温かく見守っている。(小波津晴香)

大捕物

エミューは廃校舎(奥)を活用した牧場で飼育されている(10月15日)=熊本県菊池市で、小波津晴香撮影
エミューは廃校舎(奥)を活用した牧場で飼育されている(10月15日)=熊本県菊池市で、小波津晴香撮影

 10月7日早朝。住民らが道路沿いを自由に 闊歩かっぽ する大きな鳥の姿を目撃したのが騒動の始まりだった。

脱走後に保護されたエミュー(10月7日)=熊本県菊池市で
脱走後に保護されたエミュー(10月7日)=熊本県菊池市で

 牧場関係者や市職員が駆けつけたが、飼育する54羽のうち23羽がすでに逃げ出した後。金属製の柵の入り口には鍵がかかっていたが発情期で興奮したエミューが体当たりするなどして入り口が開いたとみられる。

 捜索には、牧場関係者や市職員ら約100人に加え、報道で知った地域住民らも駆けつけた。普段の性格は人懐っこく穏やか。ただ、大型で捕獲時は危険も伴うため、1羽に2人がかりで網やロープを使って捕獲した。脱走中に弱っていた2羽は死んだが、21羽を4日間かけて牧場に連れ戻した。

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