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10月31日投開票の衆院選で、知人に選挙運動の報酬を渡す約束をしたとして、兵庫県警は5日、兵庫4区で落選し、比例近畿ブロックで復活当選した日本維新の会の赤木正幸氏(46)の運動員だった同県小野市、会社役員の男(70)を公職選挙法違反(買収の約束)容疑で逮捕した。

発表では、男は公示前の10月初旬頃、知人に対し、赤木氏への投票呼びかけやビラ配りの報酬として1日1万3000円を支払う約束をした疑い。県警は認否を明らかにしていない。この知人は実際にビラ配りを行っていたといい、県警は、金銭の授受の有無や他の買収がなかったかについても調べる。
赤木氏は読売新聞の取材に、逮捕された男とは街頭演説などで3、4回会ったことがあるとし、「運動員ではなく支援者という認識だった。違法行為は全く知らず、指示もしていないので困惑している」と話した。