病院にサイバー攻撃、新規患者受け入れ2か月停止…身代金払わず2億円で新システム

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 徳島県つるぎ町の町立半田病院(120床)で、院内のシステムがサイバー攻撃を受けて電子カルテを使用できなくなる被害があり、同病院は26日、システムを新しくした上で、停止していた新規患者の受け入れを来年1月4日に再開すると発表した。個人情報の保護と引き換えに求められていた「身代金」は支払わない。

サイバー攻撃を受けた半田病院
サイバー攻撃を受けた半田病院

 発表によると、10月31日、データを暗号化して使えなくし、「身代金」を要求するコンピューターウイルスの一種「ランサム(身代金)ウェア」の感染が判明。院内のプリンターから「データは暗号化した。金を支払わないと公開する」と英文で書かれた脅迫文が大量に印字された。

 診療や投薬などを記録する患者約8万5000人の電子カルテが使用できなくなり、同病院は同日以降、新規患者の受け入れを原則、停止。入院患者らに対し、医師や本人らの記憶などを基に診療を継続してきた。

 同病院はシステムの復旧を模索してきたが、地域医療への影響が長期化する恐れがあるとして断念。別のサーバーを用いるなどしてシステムを再構築することに決めた。システムの構築などにおよそ2億円かかるという。

 脅迫文のほかに連絡はなく、個人情報の流出も確認されていないという。

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2551455 0 社会 2021/11/26 22:29:00 2021/11/26 22:34:52 2021/11/26 22:34:52 ランサムウェア被害が続いている半田病院(つるぎ町で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/11/20211126-OYT1I50144-T.jpg?type=thumbnail

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