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忍者の里・滋賀県甲賀市で、折り紙で作った手裏剣の展示数でギネス世界記録に挑むイベントがあり、地元の甲賀流リアル忍者館に飾られた計3万8105個が28日、新記録として認定された。

同市土山町のケーブルテレビ「あいコムこうか」が来月、創立10周年を迎えることに合わせ、誰もが楽しめる折り紙での世界記録挑戦を企画。指定の用紙(15センチ四方)や折り方で手裏剣を作り、展示数を競うジャンルがあり、これまでの世界記録は2018年7月に「製紙業の街」で知られる愛媛県四国中央市で達成された8934個だった。
甲賀市では9月から市内の学校や企業などに制作が呼びかけられ、今月上旬までに6万2000個余りが集まった。このうちサイズ違いなど規定外のものを除いた手裏剣が3日がかりで同館内の階段の手すり部分などにずらりと飾られた。
28日、ギネスの公式認定員が来館して記録更新を認定すると近くのホールで待機していた市民らは喜び合った。その模様を生中継したあいコムこうかの中邨雅明社長は「目標の1万個を大幅に上回る数が寄せられ、感謝しかない」と喜んだ。