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焼津漁協の水揚げカツオ盗、計量逃れる手口10パターン…調査報告書が列挙

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 静岡県焼津市の焼津漁業協同組合が29日に発表した調査報告書は、焼津漁港で水揚げしたカツオの窃盗行為が、長年の慣行となっていたことを示唆した。西川角次郎組合長(82)は「コンプライアンスを徹底するべきだった」と反省を述べ、再発防止に全力を挙げる考えを示した。

記者会見で謝罪の弁を述べる西川組合長(左)(29日、焼津市の焼津漁協で)
記者会見で謝罪の弁を述べる西川組合長(左)(29日、焼津市の焼津漁協で)

 報告書は、漁協職員、水産加工会社元社長ら5人が起訴された事件を含め、10パターンの不正行為を列挙した。この会社を巡っては、会社からカニ爪を贈られた返礼として、漁協職員が十数年前から計量前のカツオを会社側に搬出していたことが判明するなど、長年の癒着を疑わせる事案もあった。

 いずれのパターンも、計量を免れて市場外に運び出す手口が共通していた。関与した職員は報酬を受け取っていたとみられ、「1か月に5万~10万円」「2か月に2万円程度」といった証言があった。

 報告書は、「職員の認識の甘さ、上司に相談できない組織の風土が不正につながった」と指摘した。漁協は仲買人らを含めた再発防止委員会でさらなる対策の検討を進める。また、焼津漁港を利用した15社が被害に遭った可能性があるとして、合同説明会を近く開く予定という。

 調査報告書を受け取った県水産・海洋局の板橋威局長(40)は「同様の事態が起きないように徹底した策を講じてほしい」と求めた。被害に遭った水産会社の代理人、河村正史弁護士(74)は「具体的な再発防止の施策が示されていない」と批判した。

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2561425 0 社会 2021/12/01 07:46:00 2021/12/01 10:10:25 2021/12/01 10:10:25 謝罪する西川組合長(左)(29日午後1時16分、焼津市の焼津漁業協同組合で)=栗山泰輔撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/11/20211130-OYT1I50003-T-e1638321021863.jpg?type=thumbnail

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