実物の運転台・つり革・網棚・座席…運転士気分で泊まる「伊予鉄ルーム」

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 伊予鉄道松山市駅の隣に1日開業したホテル「レフ松山市駅byベッセルホテルズ」(208室)に、路面電車の引退車両を装飾に再利用した客室「伊予鉄ルーム」2室がお目見えした。室内に実物の運転台が置かれ、宿泊客が「運転士気分を味わえる」趣向だ。(斎藤剛)

路面電車の運転台が置かれた「伊予鉄ルーム」。運転士になった気分を味わうことができる(松山市で)
路面電車の運転台が置かれた「伊予鉄ルーム」。運転士になった気分を味わうことができる(松山市で)

 ホテルは、いよてつ高島屋西側に建て替えられた13階建ての新ビルに入り、2階以上をベッセルホテル開発(広島県福山市)が運営する。北側の客室からは駅前で行き交う路面電車やバス、南側の客室からは駅に入る郊外電車を真上から眺めることができる。

1日開業した「レフ松山市駅byベッセルホテルズ」
1日開業した「レフ松山市駅byベッセルホテルズ」

 伊予鉄ルームは11、12階に各1室あり、1963、64年製の路面電車「モハ50形」を装飾に活用した。部屋の一角にオレンジ色の外装を模型で再現し、運転台を置いて運転席に座ることができる。計器類があり、ヘッドライトをつけたり、ブザーを鳴らしたりの操作も可能。テレビモニターには、路面電車の運転席付近で撮影した車窓の映像が流される。

 また、室内にはつり革や網棚、座席を飾り、電車の床材もテーブルに加工するなどした。

 立地を生かして鉄道ファンに興味を持ってもらおうと、ベッセルホテル開発が改装費約1500万円のうち100万円の寄付をインターネットのクラウドファンディング(CF)で募ったところ、90人から目標額を上回る計約160万円が寄せられたという。

 連石将志支配人は「ホテルには大浴場や家族風呂、サウナもあり、宿泊客の思い出に残る旅となるように運営したい」と話した。

 宿泊料金はシングルルームが8500円から、伊予鉄ルームが2万5500円から。問い合わせは同ホテル(089・915・8111)。

無断転載・複製を禁じます
スクラップは会員限定です

使い方
2564376 0 社会 2021/12/02 10:45:00 2021/12/02 15:56:23 2021/12/02 15:56:23 路面電車の運転席などの部品で装飾された「伊予鉄ルーム」。運転席には座ることができる(松山市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/11/20211130-OYT1I50023-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)