クラスター発生の高齢者施設で前倒し3回目接種…全国初、申請認められる

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 横浜市は1日、新型コロナのクラスター(感染集団)が発生している高齢者施設1か所で、3回目のワクチン接種を前倒しで行うと発表した。2回目接種との間隔は「原則8か月以上」だが、厚生労働省は、クラスターが出た医療機関などでは例外的に「6か月以上」に短縮できるとの判断基準を示しており、市の申請が認められた。厚労省によると、全国初のケースという。

ファイザー製のコロナワクチン
ファイザー製のコロナワクチン

 市の発表では、対象となるのは市内の高齢者施設の入居者約70人と従事者約100人。本人や家族から同意を得るなどして、20日頃から接種を開始する。この施設では2回目接種を5月に完了したが、11月以降に計約40人の感染者が出ており、市がクラスターと認定していた。

 厚労省は11月26日、クラスターが発生した医療機関や高齢者施設の入院患者や利用者、施設の従業員などに限り、3回目接種の前倒しを認めると発表。市町村には接種計画の策定などを求めていた。

 横浜市の山中竹春市長は、申請が通ったとはいえ、現在の仕組みでは実際の接種開始までに時間がかかり、予防というワクチン本来の目的が損なわれると指摘。「クラスターが起きやすい高齢者施設全般に自治体の判断で前倒しの接種を認めていただきたい」と述べ、国に働きかけていく考えを示した。

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