アビガン投与の医師「事前に相談進めていればと深く反省」

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 千葉県いすみ市の公立病院「いすみ医療センター」で8~9月、厚生労働省の通知に違反して内服薬の「アビガン」が新型コロナウイルスの自宅療養者に処方されていた問題で、同センターは7日、記者会見を開いた。

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 処方していたのは、同センターで11月末までアドバイザーを務めていた平井愛山医師(72)で、伴俊明・病院長らとともに会見に出席した。

記者会見で騒動について頭を下げる平井医師(右)ら(7日、いすみ市で)
記者会見で騒動について頭を下げる平井医師(右)ら(7日、いすみ市で)

 平井医師は、自宅療養者にアビガンを処方していたことについて、「厚生労働省に事前に相談する形で進めていればよかったと深く反省している」と研究責任者としての責任を認めた。ただ、「非常事態」だったとして、患者への謝罪については「現時点ではない」と述べた。

自宅療養者に処方されたアビガン
自宅療養者に処方されたアビガン

 平井医師は、国の承認を受けている同じ抗ウイルス薬「レムデシビル」が初期症状の患者に効果を上げていることから、アビガンも「効果があると考え」、使用したと説明した。在宅投与については、いすみ市を所管する 夷隅いすみ 保健所が決断したと強調。医療 逼迫ひっぱく が「災害級」だったとして、「特例で認められたと認識していた。厚労省などとの調整は済んでいると思っていた」と釈明した。

 また、平井医師は、観察研究を含む臨床研究に参加するための手続きに必要な倫理審査委員会も開いていないことも明かした。厚生労働省は研究に参加する医療機関に対して倫理審査を求めているが、事後でも良いとしている。

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