高速通行止め、3時間前に周知へ…大雪での「立ち往生」回避

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 大雪に伴う大規模な車の立ち往生を防ぐため、東日本、中日本、西日本の各高速道路会社は今冬から、気象予報などを基に少なくとも3時間前に通行止め区間を決定し、ドライバーに周知する取り組みを始めた。国土交通省からの要請を受けたもので、鉄道の「計画運休」のようにドライバーに高速道路の利用を控えるよう促す。

日本海側を中心に降った大雪の影響により、立ち往生した車両で長い列ができた北陸自動車道(1月10日、福井県永平寺町で)
日本海側を中心に降った大雪の影響により、立ち往生した車両で長い列ができた北陸自動車道(1月10日、福井県永平寺町で)

 従来は物流維持のために「通行止めの回避」を重視してきたが、立ち往生の発生が相次いだことを踏まえて、人命を守るために「滞留の回避」に力点を置く。

 通行止めは、気象庁や民間気象情報会社の予報、路面状況、除雪能力などで総合的に判断する。現場ごとに国交省や高速道路会社、警察、自治体などで協議する「情報連絡本部」を設置し、決定した後、各社がホームページや道路情報板などで周知する。

 「3時間前」は、天候や路面状況の予測の精度を保ちつつ、突然の通行止めによるドライバーの混乱を避けられるタイミングとして設定した。通行止めにした区間では、集中的な除雪を実施し、安全が確認された後、速やかに解除することを目指す。

 国交省は「大雪の際は、不要不急の外出は控えてもらうのが最大の対策となる。どうしても移動する必要がある人は早めの周知を利用して、ルート変更などを検討してほしい」としている。

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2580352 0 社会 2021/12/08 15:00:00 2021/12/08 18:53:32 2021/12/08 18:53:32 日本海側を中心に降った大雪の影響により、立ち往生した車両で長い列ができた北陸自動車道(手前は大阪方面)。中日本高速道路や県からの要請を受けた陸上自衛隊が解消に向け、除雪作業などにあたった。福井県永平寺町で。2021年1月11日朝刊「大雪 一時1000台立ち往生 福井の北陸道」掲載。 https://www.yomiuri.co.jp/media/2021/12/20211208-OYT1I50060-T.jpg?type=thumbnail

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