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厚生労働省は10日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染者が新たに8人判明したと発表した。このうち6人は入国時の空港検疫で陽性が判明し、5人は羽田空港から、1人は関西空港からの入国者だった。残る2人の感染者は、すでに感染が確認されていたナミビア人外交官の濃厚接触者と認定されていた。国内の感染者は、これで計12人となった。

発表によると、8人は7日までに入国。全員が医療機関などに入っていた。
入国時の検疫で感染が判明した6人は30~60歳代で、滞在歴は米国2人、モザンビーク1人、コンゴ民主共和国3人。コンゴの3人は同じ航空機の乗客で発熱やのどの痛みなどの症状があり、残る3人は無症状だった。厚労省は6人と同じ航空機の計4便の乗客403人全員を濃厚接触者と認定し、自治体を通じて宿泊療養施設での待機を求めている。
残る2人は国内1例目の感染者の濃厚接触者で、ナミビア滞在歴がある10歳未満の男児と30歳代の女性。先月28日に成田空港から入国した時は陰性だったが、その後、感染が判明した。いずれも無症状という。
8人のうち男児を除く7人はいずれも10月までに米ファイザー、モデルナ製のいずれかのワクチンを2回接種済みだった。