乳児2人の顔青白く、ミルクに使った水から基準の1万2250倍の亜硝酸態窒素

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 群馬大付属病院(前橋市)で乳児10人が酸素欠乏症(メトヘモグロビン血症)を起こした原因は、冷暖房用の配管と上水管をつなぐバルブが腐食して、防食剤を含んだ水が上水管に流れ込んだことだった。同大が16日、有識者らで構成される調査委員会の調査結果を発表し、斎藤繁院長は記者会見で「周辺住民や乳児の家族、病院を利用される方々に多大な心労をおかけし申し訳ない」と謝罪した。

 防食剤は、さび防止のために冷暖房用の水に投入されていた。酸素欠乏症を引き起こす亜硝酸態窒素などが含まれ、乳児が飲んだミルクに使われた水からは、亜硝酸態窒素が環境基準(1リットルあたり0・04ミリ・グラム)の1万2250倍検出されていた。

記者会見の冒頭で謝罪する群馬大付属病院の斎藤繁院長(左から2人目)ら(16日、県庁で)
記者会見の冒頭で謝罪する群馬大付属病院の斎藤繁院長(左から2人目)ら(16日、県庁で)

 病院によると、冷暖房用の配管は、空調水が減った際に上水管から水を補給できるようになっていた。バルブには冷暖房用配管から上水管に水を流さないための装置が付いていたが、経年劣化により、開いた状態になっていた。

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