「使命感にあふれた先生」、院長らを悼む声…大阪ビル放火

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多くの花束が供えられたビル前の歩道(19日午後7時35分、大阪市北区で)=金沢修撮影
多くの花束が供えられたビル前の歩道(19日午後7時35分、大阪市北区で)=金沢修撮影

 大阪・北新地の心療内科「西梅田こころとからだのクリニック」で起きた放火殺人事件では、患者らの心の支えになっていた院長の西沢弘太郎さん(49)らの命が理不尽に奪われた。犠牲者を知る人たちからは、悲しみの声が漏れた。

 「生きていると信じていたのに……」。3年前からクリニックに通っていた40歳代の女性は19日夜、西沢さんが亡くなったことをニュースで知り、現場のビルに駆けつけ、花をたむけた。

 西沢さんは、奈良県内の病院で精神科医として働くなどした後、2015年にクリニックを開業した。心の不調で働けなくなった人を支援する「リワークプログラム」を実施するなど、患者に寄り添い続けていた。

 自身もプログラムを受け、今年6月に復職したという女性は「先生のおかげでもう一度仕事をしようと思うことができた。空の上でゆっくり休んでくださいと祈った」と話し、涙を流した。

 神奈川県藤沢市の社会保険労務士事務所代表の男性(46)は約5年前から西沢さんと交流があった。クリニックの患者が障害年金を受給する手続きを代行したのがきっかけ。「一人でも多くの患者の社会復帰を手助けしたい」と語る西沢さんに共感し、定期的にクリニックを訪ねていた。男性は「患者のことを第一に考えていた先生。残念でならない」と絞り出すように語った。

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