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三菱UFJ信託銀行は20日、東京都内で勤務していた元営業職員2人が、顧客11人から計5812万円の現金を着服していたと発表した。

発表によると、吉祥寺支店と中野支店に勤務していた50歳代の女性職員は2007~20年、9人の顧客から5370万円を着服。中野支店で勤務していた30歳代の男性職員は18~20年、2人から442万円を着服していた。いずれも社内調査で判明した。
必要のない預金引き出し伝票を作成するなどの手口で、営業先の顧客の預金を引き出していた。「生活費などに使った」と説明しているという。
三菱UFJ信託は2人を懲戒解雇し、他にも同様の不正がないか調べている。
問い合わせは専用窓口(0120・105・355)。